あまりに放置していて、更新の仕方もうる覚えです。
ご無沙汰しておりましたが、別にブログをやめたわけではございません。
実は年初めにこの話題を記事にしようかと思っていたのですが、
ぼやぼやしているうちに鮮度を失い、放置。
しかし今回、本件が自分の身に降り掛かってきたので、やはり
書く事にしました。
今年の始め、1月5日頃に元広州居住者の日本人の友人二人の
中国にある銀行口座が突然使えなくなりました。
二人とも既に中国から帰国しており、うち一人はさらに次の
赴任国に滞在中。ATM引き出しやネット決済が出来なくなった
とのことでした。
年末に私が持っている招商銀行から、携帯にショートメッセージが
届き、「中国人民銀行の要求により外国人所有の銀行口座について
本人確認をしなくてはならないので、有効な身分証明書を持参の上、
窓口で確認作業を行ってください」
という趣旨のものでした。
忙しかったのでそのままにしていましたが、年初に友人がそんな
ことになったので、関係があるのかと思い、銀行に聞きに行きました。
すると、銀行は違えど恐らく、本人確認が出来るまでは使用ができなく
なるらしい事が判明。
ただ、自分はその時点で使えているし、口座に動きのないような
場合が対象なのかなと思っていました。その時も窓口に並ぶ時間は
なかったので、受付でそんな話を聞くだけで帰ってきました。
そして半年後(!)、タオバオで買い物しようとネット決済したら、
エラーがでてどうしても支払いが出来なくなって困ってしまいました。
子供の夏服や、壊れた蚊帳を新調するために急いでいたので夫の銀行
カードで決済しましたが、決済毎に決済報告が夫の携帯へ行くので
煩わしい!!(いちいち説明したくない!)
ということで窓口で見てもらおうと、銀行に行った所、まさに
「外国人の本人確認が出来ていない」という理由で口座が凍結
されてました。使っていなかったので気付きませんでしたが、
ATMも使用不可になっているとの事。最近システムを更新して、
その際に外国人口座については同様の処置をしているとのことでした。
(全てが対象かは不明)
手続きとしては、口座開設の際に使用した身分証明書(普通は
パスポートですよね)ともう一つ何か本人だと確認できる書類を
提出して、銀行に確認してもらって凍結を解除、と言った感じです。
もう一つの書類については、まず就業証はないかと聞かれました。
そんなものはないと言ったら、光熱費の請求書などでもいいと
言われましたが、請求書の宛が私でないのでこれも無理。
1月に聞いた時に派出所で出してもらう外国人臨時住宿登記でも
いいと聞いた気がしたので、申し出たらそれでよいとの事。
無事凍結解除されました。
が、手続き後、二日後くらいに正常に使えるようになるとの事でした。
窓口の方が、ビザの部分もやたらチェックしていたので、
居留許可の有無が鍵なのかと思い聞いてみましたが、あくまでも
本人確認なので、有効な身分証明書が本当に当人のものか、という
ところが確認できればいいそうです。
一月にネットで検索した時には、外国人と2007年6月30日
以前に開設した中国人の口座を対象に本人確認をしているという
記事が出ていました。ただ、銀行によっても対応がまちまちの
ようでした。(人民銀行からそのような通達はないといった銀行も)
何故、2007年〜以前のなのかと言うと、2007年7月以降は口座
開設の際に「身分証情報ネットワーク確認システム」を使って
口座を開設できるようになったが、それ以前は身分証番号を
照合できる術がなかったため、今、照合して確認しているという
事らしいです。外国人の場合はそのネットワーク確認システムが
使えないので、常に確認の必要があるのでしょう。
ともあれ、一応口座が復活するようでよかったです。
今、一月に友達に送ったメッセージを見返して判明しましたが、
「今日は手続きできないのですが、これをずっとやらなかったら
どうなるかと聞いてみたら、ATMとか使えなくなりますよ〜だって!!」
って、自分で友達に書いている・・・(汗)
すっかり忘れてた!
ちなみに、この手続きは銀行窓口でのみ可能です。
現時点でも友人の口座は使えないままです。帰国するけど、中国に
口座を残すという場合は、こういう事も考慮した方が良さそうです。
(別に資産没収とかではないですが)
これから少しがんばります・・・
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