連日暑いです。広州の真夏まであと一歩って感じですね。夜少し気温が下がるのが救いです。
そんなある日、用事で外出し、帰ろうとしたところ、娘がまだ外にいたいと言う。
日はじりじりと照りつけるし、路上でもめている間に二人とも蚊に襲われるし、ほとんどキレかけましたが、(いや、キレた)娘に付き合って外歩き続行。
娘は目的地を持たずにただ歩くのが好きです。
こちらに余裕のある時はいいのですが、そうでない時はかなり面倒くさい。
ま、短時間に気が済んで、こちらの誘導にのってくれるので、付き合ってあげるのが結果的には一番いいのは分かっているのですが・・・これだけ暑いとそういう冷静さも失ってしまったりして。
その日は新たなコースをまわりました。
中学校の横を通り、隆徳大廈の後ろを通り、お弁当屋やファミマのあるところまで来ました。そこに、
亀ゼリー(中国語:龟苓膏)の店発見!砂漠の中でオアシスを発見した気分。
ずっと暑かったので、食べたいと思っていたのですよ、亀ゼリー。
亀ゼリーとは。
カメの腹側にある腹甲(背側の甲羅をも使う場合もある)を干して粉砕した粉末と、ドブクリョウ(土茯苓)、甘草、仙草(せんそう)、火麻仁(かまにん、アサの実)、スイカズラ(忍冬。にんどう)などの生薬を煎じ、成分を抽出した液を陶器の器に入れて蒸すことで、ゼリー状に固まる。(wikipediaより)
お店の名前は「龟正盅」。ここの能書きによると、四季により配合する生薬を変えていて、色は深い透明度のある褐色、味は口に含んだ時は苦くなく、生臭くなく、後味に甘い生薬の味が残るのがいい亀ゼリーとのこと。
鼻息も荒く亀ゼリーを頼もうとしたら、大きいサイズしかなくてしかも18元もするとのこと。
5元くらいの亀ゼリーしか食べたこと無かったので、びっくりしましたが、もう気分は亀!なので、頼みました。
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お味は・・・ま、ちゃんとした亀ゼリーだったと思います。上にかける蜜がイマイチだったかなぁ。練乳があればもっとよかったんですけど。他の店でキンモクセイの蜂蜜をかけたことがあるのですが、あれは美味しいです。
娘はかけてあげた甘い蜜が美味しくなかったのか、あまり食べませんでした。ゼリーだけはちょっと食べてました。
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メニューを見ると、亀ゼリーを使ったデザートもあったので、それのほうが良かったかも。大きいサイズは食べるのが最後つらかったです。
亀ゼリーは暑さを和らげ、解毒作用があり、吹き出物なんかにも効きます。
ちょっと苦いですが、大抵なにか甘いものをかけて食べるのでそんなに気になりませんよ。
お友達は家で「亀ゼリーの素」を使って作って食べるそうです。うちもそうしようかな。
「龟正盅」 天河路371号隆徳大廈首層A11舗
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