薄殻の金不換炒めって言っても何の事やらですよね。
薄殻というのは夫の田舎のほうで炒め物に使う貝の名前です。あちらの方言で「ボッカイ」といいます。
そして、金不換とは、

シソ科に属するハーブで、バジルに非常に似ているのですが、ちょっと香りが違います。
もっと、どぎつい香りです。でも、やっぱりバジルなんでしょうか?
(調べてみたら、やっぱりバジルでした。アジア生息のものは茎が紫のものが多いみたいです。)
市場の魚屋には(潮州料理で使う)貝も少し置いてあって、最近、この薄殻が出ています。無性に食べたくなって半斤だけ買ってみました。4元也。
金不換もサービスで付けてくれます。これがなくては始まらない、マストアイテムです。
でも実は、自分でこの貝を調理したことはなくて。
レストランで食べたことがあるくらい。魚屋が「洗ったら炒められるよ」というので、多め(ふたかけをみじん切り)のニンニクと金不換で洗った薄殻を炒め、魚醤で味を付けました。本当は、赤い生の唐辛子(大きめのそんなに辛くないもの)もあるといいのですが、子供がいるので今回は我慢です。

なかなか上手く再現できたと思います。肉は殻からすぐに取れます。お箸でちっちゃい貝肉を拾って食べるのがちょっと面倒ですが、調理は簡単で、息子も割と食べたのでこれからレパートリーに加えることにしました。酒の肴に良さそうなお味です。
砂はほとんど無いのですが、殻が薄いのでかけらを噛まないように注意です。(かみ砕いて食べられてしまいますけど)
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