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広州でもお廟の出し物あります 17日より!

はー。一言書かずにはいられない。折角八割方書いたのに記事が消えました~。

さてさて。

先日、夫の田舎の城隍庙で人形版潮劇を見たという記事を書きましたが、新聞を読んでいたら、広州の城隍庙でも17日から数日に渡って、さまざまな催し物が行われるそうです。まぁ、近辺の商店街に人を呼びたいというのもあるらしいんですけど。これだけ大規模なものは初めてだとのこと。スケジュールを書きます~。

先ずは、広州の城隍庙所在地。

广州市越秀区中山四路忠佑大街48号(近北京路)

地図で見ると、倉辺路と北京路の中間、中山四路の北側ですね。


17日10時より 城隍庙忠佑広場にて開幕式 (これからのイベントの紹介)

18日15時~16時半 城隍庙忠佑広場にて民間人形劇などの優秀作品の展示上演

19日午前(10時から11時、周辺の道が通行止めになるそう)城隍庙忠佑広場から出発し、

     文徳路、文明路、北京路、中山四路とまわる城隍爺(広州の守り神)の御輿パレード
      
     獅子舞、龍舞、腰鼓隊、などもでるとのこと。

20日15時~16時半 城隍庙忠佑広場にて粤剧や広東伝統音楽の上演

21日15時~16時半 城隍庙忠佑広場にて变脸や手品、硬気功(気で人を吹っ飛ばしたりするやつ?)

          雑伎などの上演

22日15時~16時半 城隍庙忠佑広場にて獅子舞や武術(白眉拳、蔡李仏拳、永春拳など)のデモ



因みに、城隍庙ではないですが、

17日から23日 五仙観にて元宵灯籠(広州、仏山、南海、潮州などの地方灯籠)の展示

もあるそうです。

個人的には22日の武術なんか見に行きたいです。
お天気と子供と相談かな。



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味わいのあるタコ

話は前後しますが、春節前に体育中心で凧揚げをしました。
私は結構凧揚げというものが好きです。いい風をつかんだ時のあの糸を引っ張られる感じが好きだし、空に上がった凧を繋ぐ凧糸を目を細めて追うのも楽しい。

ということで、冬休みでヒマしている子供達を連れて行ったのです。どうせなら自分も楽しい方がいいと思ってのことだったのですが、二歳の怪獣娘がうろうろするので結局は大して自分は遊べませんでしたけどね。

二歳の娘もお兄ちゃんが凧を揚げれば自分も揚げたい。
どうせできないので、上の子とは別仕様の3元凧を買い与えました。

わー。アンパンマンとドキンちゃんだよ~と盛り上げて買ったのですが、よく見ると、ドキンちゃん風の猫?でも足もなくてすごくテキトウに(つうか、無理矢理)まとまった感じの謎キャラ。

ま、どうでもいいので、そのまま遊び始めたのですが、ふと気付いてよく見ると凧のしっぽ部分が、

コーラのラベルで出来ている。(凧の写真は後日撮影)
「げっ。廃品利用?」と思ってもっとよく見ると、一枚ぺらーっとラベルが印刷してあって、別に使用済みボトルのラベルを一枚一枚つなげてつくったものではなかったので、ちょっと安心。


楽しく遊んでいる途中で、息子の凧がすり切れて、骨組みが出てきてしまいました。
「凧売りのおばちゃんに見せて、補強するセロテープか何かあるか聞いてきてごらん」と息子を派遣したところ、おばちゃん、ご丁寧に糸ですり切れて穴が空いてしまった部分を繕ってくれてました。
15元凧ともなるとアフターサービスも万全?ともかく、まぁ、言ってみるもんですね。

満足して帰宅し、改めてドキンちゃん凧を眺めていると・・・。


ラベル、フランス語バージョンでした。(zeroの下にごちょごちょと書いてあるんですけど、見えるかな~?)
見れば見るほど味わいのある凧ですな。

夫実家生活 街歩き

結局、今年の春節は夫実家に12日間滞在してました。今までになくいい陽気だったので快適で助かりました。時々、外歩きしたのでその時の様子を紹介します。

夫の実家のある街はまだ人力三輪車が活躍中。


バイク、自転車、三輪車。道も広くなく、ここで車を運転するのはかなり慣れが必要のようです。私はとうとう運転しませんでした。

写真には撮れなかったのですが、普通の座席の向かいにも補助席があり、さらにお風呂で使うような低い椅子も出してきて座れば大人3人、こども3人くらいは乗ってしまうことも。こうなると運転する方はお気の毒です。



これは、ヤギを乗せて走るバイク。ヤギのミルクを売っています。呼び止めて、その場で絞ってもらうこともできます。その他、牛を引いて歩いて牛乳を売る人もいます。(補足;普段は橋や辻にいて、そこに買いに行くようです。で、市内を転々としている、その移動途中を写真に撮ったのだと思います。)


夫の出身地方では一人っ子政策があまり守られていません。街には子供を二人、三人連れたひとが普通にいます。また、男の子を望む人も今だに多く、男の子を産むまで頑張ることも。この写真なんかもそのパターンなんでしょうか。


街の孔子廟。


こんな規模でも山東省の曲阜にある孔子廟に次いで二番目に大きい廟なのだとか。
夫は小さい頃ここでよく遊んだとのこと。小さい頃はここも凄く広く感じたんだけどなぁ、と懐かしんでいました。

それから5分ほど歩けば街の守り神を祭る「城隍庙」が。




正月4日に行ったのですが、それでもお参りの人でいっぱい。真ん中のお供え物をおくテーブルにはあふれんばかりの物が。後日、お義姉さんからとっても御利益のあるお廟なのだと聞きましたが、納得の人出でした。


おみくじもあります。神様の前で番号をひいて、ここで結果をもらいます。

入り口に人形版潮劇のやぐらがあり、中でおじいちゃんたちが工夫茶を飲んで休んでいました。
いつ出演するか聞いたら、夜の八時とのこと。
とっても興味があったので夕飯後、寝てしまった娘、テレビに夢中な息子を置いて、観に行きました。



昔は大家族が正月の娯楽として自分の家に呼んで鑑賞したとのこと。
やぐらが二つあって、それぞれ違う演目を上演していました。片方の舞台の下には、
「誰々と誰々の結婚を記念して上演」みたいなことが書いてありました。



二人で何人もの人形を操り、歌や楽器はこんな風に裏で生演奏です。


内容は潮汕话なので私はさっぱり分かりませんでしたが、女主人公がいいなずけに誤解されて云々とかいうものだったようです。
演じているのは50代、60代の人達のようでした。
もっとみんな見に来る物かと思ったのに、見るひともまばら。

若い人達はだんだんこういう物に興味を持たなくなって、それこそうちの息子のようにテレビやほかの娯楽のほうに楽しみを見い出しているのでしょう。
きっと、この人達がいなくなったら誰も継承する人がいないんだろうなとちょっと残念な気持ちになりました。



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プロフィール

HN:
dayco.
性別:
女性
自己紹介:
73年東京生まれ。
98年から広州在住。当地で留学生、OLを経て現在主婦。
夫は潮州人、10歳長男、5歳長女は広州生まれの広州育ち。

10年のアジア大会開幕式で地元民並?に感動。実はこの土地にとても愛着があったらしい。

以前の記事は
http://ameblo.jp/dayco/
そのうち全記事移管します。

                     

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