16日朝に夫のお父さんが亡くなりました。
私たちは10日に田舎から戻ったばかりで、その5日後の事でした。
お義母さんはちょっと物忘れがひどくなったけど、お義父さんは変わらないねぇ、などと言っていたほど何も問題がなかったので、その訃報はあまりに突然でした。
私たちを見送ったその晩から急に歩けなくなり、医者に診せても特に悪いところは見つからず、そのうち少しおかしいことを言うようになってそのまま朝目覚めなかったそうです。
滞在中、孫娘を目を細めて一日中眺めていたお義父さん。
私たちが去ってから寂しくなったのか、それとも84年の人生に満足したのか、何かがきっかけとなって生命を維持する「気」のようなものが一気に蒸発してしまったかのような・・・そんな感じがしてなりません。
亡くなったその日にはちょうど義兄の長男が美大受験のために再び我が家に滞在中で、夫もこれからの事は全く分からないので取り敢えず一人ですぐに実家へ出発しました。
結局はその晩、甥を家に残して私も子供を連れて出発し、葬儀に参加しました。5日間、毎日様々な儀式を行いお義父さんを送り出しました。私自身、親族の葬儀に参加するのが30年ぶり。言葉も習慣も違う中、見よう見まねで嫁の役割をこなしてきました。実は知りたくても夫も知らないため、分からなかった中国での葬祭、お墓のことなどを知ることが出来ました。
ただの自分用の記録になりそうですが、これからぼちぼち今回のことを書いていこうと思います。
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