新年好!
中国でも新年を迎えました。
一週間前から夫の実家へ帰省し、昨日広州へ帰着。久々にブログを書いています。
夫の実家は広東省の東部にあります。広東語とはまた別の言葉を話す人たちの地域です。
このブログも三年目であり、すでに旧正月の帰省についてはいくつか記事を書いていまして、
夫実家生活 春節準備夫実家生活 やっと一休み夫実家生活 七様菜夫実家生活 街歩き以上とあまり変わりのない過ごし方をしてきました。
今年特筆すべきは、暖かくて晴れていた事!
これはとても重要です!!
暖房のない南中国では、冬は洋服を着込んで寒さをしのぐので家事をする時にとっても動きにくいし、子供をお風呂に入れるのも、いかに身体を冷やさないか苦心します。そういう、「暖房があれば全て解決するのに」という状況の中、不便を強いられるのが、わがままかもしれないけれどちょっとしたストレスでして。
天気がよかったから洗濯物もよく乾いて着るものの心配もしなくて済んだし、外にも出やすくて気分転換になりました。総じて快適な帰省でした。
あ、そういえば、夫実家に着くなり、
「お風呂場シャワーの切り替えが出来なくて蛇口からしかお湯がでない」という洗礼を受けて、どんよりしましたが。
(翌日、夫が偶然直すのに成功して事なきを得ました)
夫の出身地方は米で出来た主食が豊富なのですが、その中に、「菜【米果】」というものがあります。餃子のように中に具があって、うるち米の粉とでんぷんで作った皮で包んだお焼きのようなものです。
新年前にはみんなが買い求める為に長蛇の列が店に出来るそうで、万一買えないと困るので今年は義姉が自分で作り、私も手伝いました。全部で180個くらいでしょうか。正月二日前の午後、ひたすら包んでました。
まずうるち米3、でんぷん1くらいの割合の生地を作ります。
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適量を取って、お椀のような形にのばし、
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具を入れます。具はニラ(塩で味付け、鹹水をちょっと混ぜる)、大根(大根もちのようにおろし金で細切りにして干しえび、ピーナツなどをいれて炒めて味付け)、キャベツ(ニラのように細かく切った後、大根と同様の味付け)などなど。
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皮を伸ばしながら包んで蒸し器に並べます。米粉の為、伸びが悪く、すぐにひび割れるので包むのが大変です。だからといって、でんぷんの分量を増やすと美味しくないとのこと。
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蒸し器で15分くらい蒸して完成。数日間冷蔵庫保存も出来ます。食べる前に油で焼き、差し水をしてフライパンに蓋をして皮を柔らかくします。
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お好みで辣椒酱(ペースト状の唐辛子)をつけて食べます。
実はこの「菜【米果】」は私の好物です。今回、作り方が分かったので、自分でもやってみたいと思います。まず大型の蒸し器を買わなければ。
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