前記事、
海外からでもできる震災ボランティアですが、中国語フォローの作業をやってみました。
避難所の避難者名簿の写真に写っている中国語名をテキストに起こしてあったものがあったので、チェックし、不明な字や、不正確な字を補足して情報提供しました。
それを元に、他のボランティアの方が、Person FInderに登録があるかのチェック。なければ登録の作業をするという流れです。
そうしたら、わたしが字を補足した避難者の名前がヒットして、「電話連絡依頼が来ている」という記録があったみたいです。
依頼者からしてみれば、今後、PFを見た時にこの避難者の方が生存しているということ,どの避難所にいるかが分かるわけです。
ということで、役に立てて、ちょっとうれしかったのです
が。さらにフォローが進み、有志の方がこの電話にコンタクトをとったところ、
既に本人帰国されていたということでした。
ご家族がPFに情報を掲載した頃は、多分まだ中国からもPFが見られたのだと思います。
今は中国からは普通にアクセスできないため、帰国済みということも反映させられない。
(PFを見るだけなら、
http://gpf.bolab.net/というサイトがある)
それに、この方は企業研修生だったわけですが、そういった方が今の時点でも避難所に居続ける可能性がどれだけあるのかを考えると、その可能性はかなり低いのではないかと思いました。
彼らの帰るべき家は中国の家であるわけで、震災から二週間以上経った今、帰国できるならとっくにしているのではないかと。
作業している時は、全然気付かなかったのですが。
現時点で、このボランティアを必要としている人達というのは以前とは変わってきていると思います。
メールなどの通信手段を持たず、連絡先も手元になくて自分の安否を知らせたい人に電話できないといった避難所の被災者の方にとってはまだまだ必要だと思います。
ということで、どこからお手伝いするか、自分なりに優先順位を考えてやることにしました。
それくらい毎日沢山の名簿写真データ(これも重複するなどの問題があるようです)がアップされてます。
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