先日、
プロバイダーにもお勧めされて、ネット接続を中国電信のADSLに切り替えました。最近街角で、
「用3G,20M光速宽带50元」という宣伝をよく見かけるのですが、この切り替えで意味がようやく分かりました。
そもそも中国電信のADSLには固定電話料金とのパッケージ料金があって(この表で338元の部分)、それが、中国電信の3G携帯の月額プランと抱き合わせで利用すると大幅に値下げ、具体的には、4Mなら月額接続料0元、12Mなら30元、20Mなら50元となるわけです。
中国電信は只今、大きなシェアを占める電話、ブロードバンド業務を利用して携帯業務についてもシェアを拡大したいということのようです。
この切り替えで、ネット接続+固定電話料金だけで十分元が取れているので、中国電信の携帯についてはおまけにしか考えていなかったのですが、せっかく番号を取るのだからやはり端末も入手しなくてはなりません。
所詮おまけ的な利用なので、宣伝にのせられるままに800元の通話料前払金を支払って
中兴N760というAndroid携帯をゲットしました。夫用にも499元の追加料金を払ってさらに一台。なんたって一ヶ月の3Gネット接続パケ量が1Gあるので、仕事で外出中は便利かなと思いまして。車のナビとしても使えるし。二つの携帯番号でパッケージの内容をシェアできるのもありがたいポイント。
我が家は夫婦で中国移動のSIMカードをさしてiPhoneを使っているので、Android携帯は初めて。我が家のIT切り込み隊長は私なので、まずは私が携帯の使用方法などを研究します。(大げさ)
まず。この中国メーカーAndroid携帯にはオフィシャルであるはずのAndroid Market(中国語では「安卓市場」という)アプリがプリインストールされてない。その代わり、このN760には「安智市場」なるサードパーティのアプリが入ってました。おそらく中国人ユーザーはそれで事足りるかもしれないけど、私はそこで日本語入力アプリ「simeji」のダウンロードにつまずきます。っていうか、その安智市場にはsimejiがないんですよ。
じゃぁ、ウェブブラウザでAndroid Marketサイトにアクセスしたらどうかなと思ったら、普通の接続じゃグーグルにログインできない。
で、携帯にVPN接続のデータを入れて、迂回接続でログイン。できましたが、simejiをダウンロードしようとすると、
「お使いのデバイスはMarketに登録されておりません」的なエラーメッセージが。
そこで初めて、Android Marketの利用はデバイスの機種による制限があるということが分かりました。後にネットで学習したところ、中国のメーカーのスマホはほとんど対応していないみたいですね。げげ。
ま、これは中国でAndroid携帯を使う人にとっては常識なのかもしれないでしょうが、私には青天の霹靂でした。
でも。まてよ。最近同じく中国電信の携帯にしたという親戚の
キテンちゃんは日本語で携帯メッセージを打ってくる。あれはどうやっているのだろうか。
ということでここは中国っぽくQQで問い合わせ。
彼女が使っているのはHUAWEI C8650で、「360手机助手」というソフトをパソコンにインストールして、USBケーブルで携帯とつなぎ、simejiをインストールしたとのこと。
今は単独で「360手机助手」というソフトはなくて、
「360手机卫士」という総合ソフトの一部機能となっています。一抹の不安を覚えつつも、日本語のPCにこれをインストール。文字化けもなく意外にすんなりインストール成功。
しかし。携帯端末の問題か、PCと端末の接続がうまくいかない。
でも、このソフトを使うと様々なサードパーティのAndroidアプリマーケットからアプリの検索、ダウンロードが一つの画面でできるようだということは分かりました。そのいくつかのマーケットからはsimejiが入手できるようです。
とにかく接続がうまくいかないので、まずは基本の再起動と思い、パソコンを立ち上げ直したところ。
え、立ち上がり途中で止まっちゃう?どのキーを押してもダメ。おまけ携帯ごときでパソコンダメにした〜!?
この時、私の脳裏にこんな光景がよぎりました。
打ち捨てられたドロイド君@正佳広場つづく。
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