二日前に突然、表題のような講演をやるから出席してくれと、幼稚園から通知がありました。
どこかの小学校の先生でも呼ぶのかなと思って、ちょっと期待していたのでしたが、民間業者の宣伝を兼ねた講演でした。
でも、宣伝といっても「興味があれば問い合わせ下さい」と数回言っただけで、当業者の方法がいかに素晴らしいかとか、そういったことは一切言及なし。
講演の内容も、幼稚園と小学校生活違いを今までの講演の父兄、学校の先生との交流で得られた事例も織り交ぜながら、客観的に淡々と紹介していて、好感が持てました。
詰まるところ、家庭での躾と、生活習慣の改善がスムーズな小学校生活への移行には重要だということです。
当たり前といえば当たり前ですが、一人っ子に大勢の大人が手をかけすぎて、じじばばより子供優先、未だに家ではご飯を自分で食べられないという子供が珍しくない中国の家庭では、身につまされる話も多かったのではないかと想像しています。
それから、改めて知った中国の小学校の実態。
授業は一コマ40分で、一日6コマ。(多分、1年生はもうちょっと少ない?)
英語は一年生から始まるが、テストがあるのは三年生から。
宿題に一時間半くらいかかることはざら。
集団と同じ事ができない(例えば、指定の制服を着ないとか、体操の時、動作がみんなと違うとか)と、クラスとして点数がもらえないので、先生が該当の生徒を集団行動に参加させないことがある。
四つ目なんか、ちょっとビックリですけど、以前、現地校に通わせいているママから、「運動会の前にふざけていたら、先生に怒られて参加させてもらえなかった」という話を聞いたことがあるので、よくある話なのかも。
クラスとしての点数なんて・・・子供も競争なら、先生も競争なんですな。
競争ついでに・・・息子の通う現地幼稚園は幼稚園的行事(遠足、学芸会、運動会)がほとんどないのですが、今回幼稚園からの近況報告を聞いたところ、非公開での出し物っていうか、先生の授業内容を競うコンテストみたいなものは多いみたいですね。
あとは、天河北周辺の幼稚園40箇所の中で5箇所しかもらえない称号を得たとか。
ついつい自分の幼稚園での経験と比べて、不憫だななどと思ってしまうのですが、息子は日本に帰る予定もなく、これから中国(人社会)で成長して行かなくてはならないので、現地校に通わせるというのが妥当だろうというのが我が家の判断なので、仕方ないです。
家庭でできるフォローはできるだけしてあげたいと思っていますが。
この話はまたいずれ。
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