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子供の不思議

まずコチラの写真。息子が幼稚園で習っている本です。


書けなくてもよくて、読めるようになることを目標にしています。

こんなのを時々家に持ち帰ってきて、親の前で読んで、読めたら親がテキストにサインをして提出という宿題があります。

テキスト上のなんて、この時初めて見ましたよ、ワタクシ。

息子が、これをスムーズに「duo2」と読んでくれれば、私もふんふんなんて、知った顔でスルーできるのですが、こういう字に限って息子も忘れちゃっているのですよね。日常あまり使わないからでしょうかね。

ここで親子共々止まってしまうわけです。

仕方ないので、私が辞書を引くのですが(夫よ、早く私の電子辞書を返せ!)、息子も中国語の勉強は私に頼れないのがよく分かっているので、面白くない。
私も、面倒なので面白くない。
中国語学習、既に気まずい雰囲気に満ちています。

いやはや、大人の私が、楽しそうに辞書を引くことから始めなくては。(お恥ずかしい・・・)



さてさて。

このテキストを幼稚園でどうやって習っているかというと、一字一字押さえながら、みんなで暗唱。
新しい単語は個別に指さしで復唱しながら丸覚えのようです。

息子に読ませると、全然字を追わずに話を再現している感じで、その証拠に、意味が同じでも異なる表現で読み進めることがあります。分からない字も似たような意味の字をあてずっぽうで言ってみたり。それから、就、到、是、这などのよく出てくる字が単独だと読めなかったり。先ほどの字に至っては意味もよく分からず、覚えているみたいです。(どんな意味か聞いたら、お腹を出しながら歩くなどと適当なことを言っていました

純粋にで覚えているんですね、子供って。
しかも、一度覚えた声調は忘れない。

私なんかは、「あれ、これは二声だったか、三声だったか」などと迷います。文字から覚えるといくら声に出して練習したとしても、忘れてしまう。
テキストでの勉強をしなくなって、会話などで先ず耳から入った単語の声調は割と正確に記憶できるのは、それが子供方式だからなのかなと思っています。

まぁ、それでも耳から覚えた二文字の単語の一つだけが出てきて、それを見て読もうとすると、やっぱり怪しくなるんですけど・・・。

つくづく、子供って不思議だなと思います。
こういう覚え方ができるのって何歳くらいまでなんでしょうねぇ。
それとも大人もできるものなのでしょうか・・・。(私はできません)





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気分のいい朝

今朝は夫が出張で不在なため、息子の幼稚園への送りは娘連れで。

幸いいい天気だったので、送った後、そのまま朝の散歩に突入。

というか、時間があったらやっておこうと思っていた用事を娘連れでこなしました。

まずは、銀行への入金。ATMなのであっという間に完了。

それから、体育中心の屋内プールへ行って、営業時間のチェック。いつから午後の部が始まるか、知りたかったんですよね。6月からでしたか。まだまだですね。


到着したのが9時10分前だったのですが、朝の部(7−9時)を泳ぎ終えた人が続々と出てきました。今年こそ私も50メートルプールで日射しを気にせずガッツリ泳ぎたい〜。

その後、体育中心の中をうろつこうと思ったのですが、やはり自分の団地にもどりました。

朝は光線もまだ柔らか。気分がいい・・・。


じじばばたちが孫を連れて集っています。


滑り台にだれもいなかったので、娘とひとつづつ腰掛けてぼーっと。

(娘は市場で買ったアン饅食べてましたが。)

息子の小さい頃は、ひたすら外で体力消耗させて・・・と追い立てられるように外に出て、遊具で遊んだり、追いかけてみたりしてましたが、娘は外に出ても、あてどもなくふらふら歩くのが好きみたいです。

あとは、座ってまったりするのがお好みらしい。

癒されるなぁ。

娘も二歳三ヶ月。今年の9月頃から幼稚園に行ってもいい歳だけど、かわいいのでもうすこし手元に置いておきたい気持ちが大きいです。

ま、幼稚園に行きだしたら、当時の息子より中国語に早く染まってしまい、息子と中国語で会話し出しそうなので、それが怖いってのが一番の理由なんですけど。

朝のいい気をたっぷり吸収して戻ってきてもまだ10時半。

有意義にすごせていい気分。

多言語環境下での育児

国際結婚している友人との間でやはり一番話題になるのが子供達の言葉の教育問題です。

だいたい一致している認識は、「うちの子はそれぞれの言語で(単言語環境)ネイティブよりも劣っているのではないか」ですね、残念ながら。

でも、それは仕方のないことだと思います。

例えば、我が家では父ー母=日本語 父ー子供=中国語 母ー子供=日本語 で会話されていて、

子供達は幼稚園などの外では中国語、日本人のお友達と遊ぶ時は日本語で会話しています。

外での時間が増えてきているので、長男の実力は中国語>日本語だと思っていますが、家で私といる時間が圧倒的に多い(夫は家にいないこと多し)ので、まだかろうじて日本語もしゃべっています。

でも。

長女を出産した時、こちらのしきたりに従って、産後の肥立ちがよくなるまで私は外出禁止。息子の幼稚園の送迎は手伝いに来てくれていた義姉がやっていました。
送迎合わせてもたかが一日30分の時間ですが、そこでの言葉が日本語から中国語になっただけで、息子の日本語が急に怪しくなりました。

一日30分、たったこれだけの時間でも一ヶ月くらい継続すれば影響が出てくるのです。

この件があってからは、私も日本語を話す時間の重要性を認識して、意識的に息子に話すようにしています。

息子が「猫は0匹だとおもう(猫のたまり場に何匹いるか当てるゲームを通学路でよくします)」と言えば、

「一匹もいないんだ」
「まったくいないのね。」
などと、他の表現を付け加えて、息子の耳に入れるようにしています。

ただ、私が日本語関連の努力すれば努力するほど、彼の中国語は不利になっていくということも考えなくてはなりません。

100%の労力を日本語80%、中国語に20%振り分けるとすれば、中国語だけの環境にいる子供に比べて80%中国語が足りないことになりますから。

では、発想を変えて100%を180%にして、80%、100%と振り分ければいいかもしれません。でも幼稚園児ともなれば、平日家にいる時間も少ないですから、その中でとなると限界もあると思います。それに、中国語ネイティブでもない私が中国語のフォローをと言っても、すでに無理な感じです。(幼稚園の読み物の本にも私の読めない字なんかゴロゴロしている)

そんな風にして、冒頭に書いたように「ネイティブよりも・・・」な子供になっていくのです。(勿論、どの言語もネイティブ同等に出来るという例もあると思います。我が家の例も含め、往々にしてという事です)

息子が小さかった頃は、私も理想に燃えて、日本語も書けて、大きくなったら日本語の小説なんかも読んで欲しいわーなんて思っていましたが、一日24時間しかない中で、それを成し遂げるのは至難の業なのではないかと今では思っていて、それより、地元の小学校に上がる予定の息子の中国語の方を優先するべきではないかと思うようになっています。

言葉の教育に関しては各家庭、本当に方針が様々で、大きくなってから勉強すればいいからとほとんど一つの言語だけで生活しているご家庭もあります。

それも一理あるなと思います。だから、私も最近は日本語日本語と思い詰めず、好きな分野の読み物でも読ませて、それについて子供と日本語で話し合うくらいでいいかなと思っています。
もしくは、私が下手な中国語で中国語の本を読み、それについて日本語で話し合うとか。(これ、最近やっています。すこしでも中国語の字に触れさせようと思って。)

ともあれ、多言語環境での育児は、マイペース(同年齢ネイティブ同レベルを目標としない)で、言語間のバランスを親がコントロールすることが大事なのかなと思っている今日この頃です。

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プロフィール

HN:
dayco.
性別:
女性
自己紹介:
73年東京生まれ。
98年から広州在住。当地で留学生、OLを経て現在主婦。
夫は潮州人、10歳長男、5歳長女は広州生まれの広州育ち。

10年のアジア大会開幕式で地元民並?に感動。実はこの土地にとても愛着があったらしい。

以前の記事は
http://ameblo.jp/dayco/
そのうち全記事移管します。

                     

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