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広州Gumbo

中国・広州での日々の暮らし。国際結婚、海外育児、現地プチ情報などなど。

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小学校入学

9月1日、無事息子が小学校へ入学しました。

といっても、入学式がある訳でもなく、登校時刻に学校へ行き、普通に授業がスタートするといった具合。

朝、ちょっと早く起きて、「例のもの」を準備。(こちらを参照



豚レバーをニラの花と一緒に炒めて、春雨は豚ミンチとネギと一緒に煮ました。
玉子は鞄に入れて学校へ持っていくということでしたが、

慌てて出たため、持っていくのを忘れました。シマッタ。

それから水筒も持っていくのを忘れたことに、途中で気づき、

家には戻れないので、息子を校門まで送り届け、地下鉄駅付近まで走って買いにいきました。

時間に余裕がないとろくなことがありません。ましてや、脳みそが老いぼれて一時に色々なことが思い出せなくなっているのですから、やはり支度時間はたっぷり取るべきです。反省。

で、学校へ戻ってみると、新入生の父兄は当たり前のように子供に付き添って教室へ向かっています。

なので、私も素知らぬ顔で教室へいきました。

教室外は黒山の人だかり・・・外から子供達を眺めるだけなので、水を渡してすぐにその場を去ったのですが、皆さん心配で去りがたい様子。

中には、子供に向かって、

「とりあえず、今、水飲んでおきなさい!」(出た!「喝点水」)
などと声をかける父兄も。
(注:中国全国的な現象かどうかは分かりませんが、とにかく中国人は知らないおばちゃんからお医者さんまで、体調維持の為に「水分をよく摂る」ことを重視しています。よく公園なんかでも「水飲みなさ〜い」子供を追いかける大人をよく見かけます)

そんなに世話焼いても仕方ないのに、そうせずにはいられないといったところでしょうか。そのうち、校内放送で、「新入生の父兄は退場してください」と案内されていました。

ひとクラス44人。
教室の天井にはたくさん扇風機が回っています。
時計が教室の後ろについていたのが印象的でした。(日本だと前ですよね?)

初日から午後まで授業です。
8時10分に登校して、40分授業を午前中に四コマ。
中間に2時間半ほどのお昼休みがあり、一旦帰宅する子もいます。帰宅できない子は学校に留まるか、外の「托管」と言われる子供を有料で預かる場所に行くことになります。
学校は預かり費用が安い代わりに、ご飯は美味しくないし、部屋にクーラーもないし、昼寝と言っても机や椅子をくっつけたところに布団を敷いて寝るので落ちる心配があるし、ということで、残るのはクラスの半分くらいです。

うちは取り敢えず、「学校コース」を選択しました。下の子をつれて二回の送迎は大変なので。それに一年生の場合、週三回は午後は一コマしかないので、そのために送り迎えは正直言ってご免被りたいということで。

ちょっと心配していたのですが、息子によるとご飯も美味しくて、全部食べたし、昼寝も(落ちそうで怖いけど)できたとのこと。
どこでも寝られるのは大人になってから役に立つぞ〜などと思う私は鬼でしょうか。


放課後迎えにいったら、鞄が教科書でずっしり重くなっていました。
先生から、教科書に名前を書いて、カバーをかけるようにと言われたのですが、確かに表紙はべらべらしていて、必要がありそう。
わざわざ「この教科書は政府から無償で提供されます」と書いてあります。う〜ん。

なお、ドリルなどの副教材やノート、その他は学校からばっちり指定があるにも関わらず自分で購入しなくてはなりません。
オリエンテーションの際、担任から「個人で用意してもいいのですが、これから必要な物品について、どなたか購入のとりまとめをしていただけませんか?4人くらいで、購入、会計、統計、連絡などを分担してほしいんですが。」と呼びかけたところ、ばっとそれを上回る人数の手が挙がりました。即決です。

一人分買うのも、大勢分買うのも同じと言えば同じですけど、こういう面倒な役をさっと引き受けようとする積極性には頭が下がります。夫もよく息子に「何か募られればすぐに手を挙げるんだぞ」と言っていますが、それが一種の美徳なんでしょうかね。

父兄のどなたかが購入してくださった、ファイルやドリルなども鞄に入っていました。ありがたいことです。

懐かしの算数セットも入っていました。でも、自分の子供の頃のものとは様子が違います。


ちっちゃい!超コンパクトサイズ。名前書くの大変!!

取り敢えず、名前書き、カバーがけなど終了。
入学準備で大変だったのはこれだけかも。


息子は今のところ、新鮮な気持ちが勝っているのか、学校生活を楽しんでいる様子。
この調子でがんばってほしいものです。








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小学校入学前

広州へ戻ってきて家のことを片付けるとほぼ同時進行的に、二人のひまひま星人の欲求不満が高まらないように、同じような境遇のお友達の元へ連れ歩く日々でした。お陰様で親子共々楽しく過ごせるし、夜も早く寝てくれて実に健康的。ありがたいことです。

一方、頭の片隅で気になっていたのは息子の小学校入学準備。

といっても、文房具セットは頂いたものがあるし、入学式のようなものがあるわけでもなし、強いて言うなら通学用のカバンが未購入であるくらい。

暑い中、小さい子も連れてカバンを見に行くのは面倒だなと思っていたところ、家に数年前に夫が関係先から持ち帰ってきたウルトラマンの学生カバンがあったのを思い出しました。

当時4歳くらいの息子には背負わせられないくらいのごつい代物でしたが、今ならジャストサイズ。

息子も持ち物にあまりこだわりのないほうなので、これにて決定。やっと準備が整いました。


そんな中、夫の姉から電話がありました。

「これから小学校でしょ?新学期の初日に、用意しなくてはならない食べ物があるのよ~。」

あー、そういえばそんな話、以前聞いたな。ネギ食べるんだっけ?

と思ったら、品数が増えてました。

春雨(豆丝 由来は不明)
ネギ(聪明の聡と葱の発音が一緒)
豚レバー(猪肝の肝と官吏の官の発音が潮州語では一緒?出世を願うということですね)
にらの花(花開く縁起のいい食べ物)

それから殻を赤く染めたゆで卵を二つカバンに入れること。

「勉学に励み、出世するのだぞ。」

そんな願いを込めた食べ物ですから、やっぱり準備しないと。品物はなんであれ、この「願う」気持ちが大切ですからね。

ちなみに、夫はゆで卵が嫌いなのですが、学校に上がる初日に自分の苦手なものが二つもかばんに入っていたので、そのことをよく覚えているそうです。


ところで、今度の日曜日から二日間、小学校で親子で参加の事前オリエンテーションがあります。

7月頭に父兄向けの説明会があったのですが、その時に告知があって、通知の紙が配られました。その際、先生が、「この紙はなくさないでくださいね、今は覚えているつもりでも一か月後には詳細を忘れがちですから、その時これを見てくださいよ。」とおっしゃいました。

今日お向かいの奥さん(そこのお子さんも今度同じ小学校へあがります)が、

「ね、カバン買った?まだなら一緒にウルトラマンのカバン買わない?ネットでいいのがあったの」

と声をかけてくれ、その後、日曜日の話になったのですが、

「8時からだったっけ?8時半からだっけ?」

「親だけ行くんだったけか?」

とまさに先生の懸念通りの事態になっていました(笑)

8時半から二日間とも親子で参加のはずなのですが、実は私も開始時刻に関して自信がありません。

確認しようにも保管しておいたはずの通知はどこへ行ったのやら。(まだ探してもいない)

なんとも適当です。


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幼稚園の学費値上がり

小学校の願書提出と同時期に幼稚園の募集も大体終わったみたいです。

今朝の新聞には、幼稚園の学費値上がりの特集記事がありました。9割以上の幼稚園が学費を上げたとのこと。

幼稚園の学費には、

月謝
食事代
賛助金

大まかにこの3つの要素があります。公立の幼稚園の月謝は270元/月と定められていて、一見安そうに見えますが、賛助金が年1万元必要などというところも多いようです。

一方私立の幼稚園は賛助金がない(ところが多い)代わりに、月謝が600元-2500元/月というような具合。しかも、新聞に寄れば、学費が毎月値上がる幼稚園もあるとのこと。
「海鮮価格(=時価って意味でしょうね)」と形容してました。

実際お友達のお子さんが通っている幼稚園でも学費値上げが頻繁にあるという話を聞きますし、広州では珍しい話ではないみたいです。

息子の通う幼稚園は区の教育局がやっている公立幼稚園なのですが、学費は食事代10元/日を入れると、月1000元くらいです。その代わり賛助金は不要です。でも、二年前くらいから学期毎の学費納入割引(月100元引き)制度がなくなったらしく、息子の二年下からは1100元/月の模様。

これでも、幼稚園の学費って結構バカにならないよね、と思っているのですが。

家周辺にはこの幼稚園を含め、4箇所あって、息子の幼稚園を決める時は、あまり大差なかったんですけど、息子の幼稚園は4年間、ほとんど学費が横ばいであるのに比べ、うちの団地の幼稚園(私立)は2倍程に値上がりしてるようです。

今朝、この新聞記事を読んで、娘を来年入れようと思っていた団地内幼稚園はどうなのだろうかと気になり、午前中、幼稚園のそばをうろうろしていたところ、ちょうど半日保育を終えた娘と同じくらいの女の子とそのおばあちゃんに遭遇。

「(おまごさん)幾つですか?」「あ、じゃうちの方が大きいですねぇ」
などと、話しかけ、聞いてみました。

おばあちゃんによると、「去年は1500元くらいだったらしいけど、今は2000元だよ。」とのこと。

うわ〜。息子の幼稚園の状況から見るに、1500、1600元くらいは行っているだろうとは思っていたけど、まさか2000元とはね。うちの団地で、この幼稚園に行かせる人が少なくなって、団地外の幼稚園に流れているような気がしていたのですが、この学費なら納得。

もともと、息子の小学校の一番近くで送迎が楽だから、娘は団地内幼稚園にしようかなと思っていたんですけど。ちょっと考えてしまいます。

よくうちの夫が言うのですが、
「幼稚園にこんなにお金がかかって、普通の人たちはどうやって暮らしているんだ?」

そうなんです。それでも何とかして入れようと人が殺到するから、学費も上がるだけ上がってしまう・・・・ような気もしています。もちろん、物価や家賃、人件費の値上がりも大きな要因なんでしょうけど、なんか納得いかない上昇率。

需要と供給のバランスが合わない時、常軌を逸するような価格になるというのはここにおいては日常茶飯事ではあるんですけど、なんとかならないものでしょうか。

記事によると2007年「金豚ベビー」と、2008年「オリンピックベビー」は前年度比それぞれ約14%多く出生したらしく、それも学費値上がり要因ではないかと分析されていました。

インフレより何より、それでしょうね。去年までの番禺の幼稚園値上がり騒動なんて、まさにそうだったし。
ハード、ソフト面とたいして改善がないのに、学費だけ何割増しなんて、本当、納得できない。


この件、夫に話したら何ていうかなぁ。

娘は3歳までは手元に置いておこうと漠然と考えてましたが、今日、はっきり9月からは入れられないな〜と思いました。




今、この話題について、南方都市報では情報募集中らしいです。興味のある方はどうぞ。
広州幼稚園調査



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プロフィール

HN:
dayco.
性別:
女性
自己紹介:
73年東京生まれ。
98年から広州在住。当地で留学生、OLを経て現在主婦。
夫は潮州人、10歳長男、5歳長女は広州生まれの広州育ち。

10年のアジア大会開幕式で地元民並?に感動。実はこの土地にとても愛着があったらしい。

以前の記事は
http://ameblo.jp/dayco/
そのうち全記事移管します。

                     

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