中国語には日本語にない発音が沢山ありますが、その中で難しい発音ってどれでしょうね。
熱、日 などの「r」ですかね。
それとも餓などの「e」ですかね。
日本人は「u」の発音も実はイマイチだったりしますね。口の尖らせ方不足。「e」に聞こえかねない。
私の場合、ずっと苦手だと思っている発音、それは「ing」です。
聴、清、請などなど。意識して鼻から音を抜いても中国人のような発音にならないです。まぁ、通じるんですけどね。
特に、息子が学校でピンイン(発音表記記号)と発音を習ってきてからは強く感じるようになりました。もう、「イン」というより「ヨン」に聞こえるんですよね。
先日この苦手意識に追い討ちをかける出来事が起きました。
長年使い捨てのコンタクトレンズを使っていますが、在庫がなくなったため天河城の東方眼鏡に買いにいきました。何となくずっとここで買っていて、会員カードももらってしまったので、またここにお世話になる事にしたのです。
去年の晩秋、携帯の見過ぎで左目を悪くしたので、もう一度検眼してもらおうと店員さんに申し入れました。
結果は、一年したら視力が下に戻っていて、(当時も単なる眼精疲労という診断だったのだが、視力の低下が半端なかった)従来通りの度数でいいという事になったのですが、店員さんが、
「あの、ちょっと好奇心で聞くんですけど、中国人じゃないですよね。何処の人かもしよかったら教えてくれる?」
と聞いてきて、この時期だけにお茶お濁していたのですが、
カウンターでコンタクトレンズのメーカー(今回ちょっと変えてみた)だとか数量だとかを吟味して決定した時に、もう一度、
「韓国人か日本人かどちらですか〜。とっても知りたいんです〜。」と言われてしまい、この時期だけに(しつこい?)私も更に粘って
「どっちだと思う?当てずっぽうでもいいから言ってみてよ。」と言ったんですが、白旗をあげられてしまったので、
「日本人ですよ〜(笑)。具体的にどのへんで外国人だと分かったんですかね。こっちもそれが知りたいなぁ。」と言ってみました。
そうするとその店員さんは、
「うーん、さっき検眼で『看清楚(はっきりみえる)』の『清』の音が中国人と違うなって思ったんですよ。よく聞かないと分からないんですけど。」
なるほどね。やっぱりね。と納得したのでした。
その日の夕飯時に息子にこの話をし、息子に「ing」の発音をやってもらい、自分も後に続くと、思いっきり
ふっと鼻で笑われ、何度目かの正直で結構いけるっと思った発音も、申し訳なさそうに
「うーん、あと1%(足りない)」とダメ出しされ、夫曰く「中国語の発音が日本語訛りだ」という娘にもやらせてみると、息子は、
「うん、大丈夫。合格!」などと言うではないですか。
ネイティブの発音というのは生後七ヶ月くらいから「耳」が出来て、赤ちゃんは自分に必要な発音を取捨選択していくという話をテレビで見た事があるんですが、私には「ing」を判断する耳がないのかも。いや、理想像はあるんですが、発音できないんですよね〜。
久々に中国語発音の壁にぶつかりました。ま、通じるからいいんですけどね。
ちなみに眼鏡屋を出る時に、私の注文書を持って「これ(私の名前)は日本語だとどうやって読むんですか。」と店員さんが聞いてきました。これじゃ受け取りにいく時も安心だなと、ほっとしました。
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