本屋でたまたま「一字一世界」という本を見つけました。

中国の常用漢字の中から九百文字ほどを取り上げ、一文字につき見開き二ページを使って、左ページに字の成り立ち、意義などを、右ページにその文字に関する小話を紹介しています。
小話はちょっと頓智を働かせないと分からないものもあり、やや難しいのですが、私にとっては左ページだけでも勉強になります。
例えば、「宜」という字。ウ冠は屋内を意味し、一枚の板に月という字がのっている。月は日本語でも肉月というように肉を意味していて、これはすなわち、屋内の板に料理された肉がのっている様子を表しているそうです。
生でない、調理された肉・・・つまり食べてよろしいわけで、そこから適当である、という意味が発生したとのこと。
なるほど〜。
また、左端に甲骨文字から楷書まで代表的な書体が載っているのも見ていて楽しいです。
私が熱心に読んでいるので息子も興味を持ち始めました。ただ、自分で読むのは億劫なのか私に音読しろというので厄介ですが、少しでもためになるならばと私もかなり無理して音読もしています。
せっかくなら学校で習う字を見たら授業も面白いかなと思い、昨日もらってきたばかりの二年生教科書の新出漢字をチェックしてみました。(数字が書いてあるのは何冊目の何ページという意味)

前学期の漢字の方が一杯載っていましたが、今学期もそこそこあるようです。
息子は現地校に行っているにもかかわらず、関心のあるものを日本語環境で見てきたせいで中国語があまり好きではないようです。(かといって日本語が上手な訳でもないのですがねぇ)少しでも親しみを持ってもらえればと思っています。
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